第8期・同窓会会長就任にあたって


 この度、理学部同窓会・第8期会長に就任しました鈴木です。文理学部理学科15回卒です。 同窓会・常任幹事に就任したのが2006年ですから、以来16年にわたり同窓会の会務に携わり、さらに今後4年間、会長としての責務を担うことになりました。 これまで3期12年にわたって会長を務めてこられた久保田会長の後任として、さらに同窓会の活動を活性化させていきたいと思っています。
前期、第7期の同窓会活動を振り返ってみますと、本当にいろいろなことがありました。特に顕著だったのは、
・2019年には茨城大学総務部の中に基金・同窓会課が新設され,これまで同窓会新規加入者の会費の徴収を同窓会が行っていたのを、基金・同窓会課が同窓会と代行契約を結び徴収業務に当たってくれていることです。これにより、私
が同窓会活動に就いて以来新規の同窓会加入者数が100名前後(入学者数の約40%)で推移していたのが一気に200名を超える数に増え、したがって単調に減少していた同窓会予算が右肩上がりの増加に転じました。
・ここ数年来個人情報の保護に対して厳しい要求が求められていることに対応し、同窓会としても同窓会が所有する個人情報に対して保護方針を示すことが求められました。 このため、同窓会としての個人情報保護方針を定め、毎年発行される会報に掲載するとともに、ホームページでも周知しています。
・2019年に初めて確認されて以来今日まで3年以上、新型コロナウィルス感染が終息せず、同窓会の活動にも大きな影響がもたらされました。特に、2020年、2021年、2022年度の幹事会と2022年度第8回総会の対面式での開催を中止せざるを得ず、代わって関連資料を郵送し、書面による審査を行わざるを得なくなりました。幸いにも書面審査の 結果、第8期の活動計画と役員案が400名近くの会員からの承認をいただき同窓会活動を継続することができています。
さらに新たな第8期の活動を展望すると、
・これまで、常任幹事が担当していた同窓会名簿管理システムとホームページの運用と更新 作業を外部委託することにより担当幹事の負担の軽減と汎用的な運用を図りたい。
・上記で述べた同窓会会費収入が大幅に増加したことにより、同窓会活動の新たな展望が期待されます。特に在学生と同総会との交流を模索したいと思います。
 同窓の活動は、事務局として同窓会を引っ張っている常任幹事の活動に依存しいています。しかしながらその常任幹事の数がここ数年減少し、現在運用が危機的な状況にあります。 このため、まずは55名の幹事の方々に常任幹事への就任を打診する予定ですが、本稿をご覧になっている方々で常任幹事へ就任をいただける方がおられる場合はぜひ常任幹事会へご連絡ください。
 1980に創設されて以来42年、同窓会の活動は順調に推移してきました。これからの第8期の活動をさらに活発にし、次期へ引き継ぐことが私たちの使命と考えています。会員皆様方のご協力いただきながら活動を展開していきたいと思っております。

2022年10月1日          

理学部同窓会会長  鈴木 忠和